STAFF COLUMN

サイトウです!

先日参加しましたイギリスのインテリアや文化に触れるセミナーに参加した際、現地に詳しいインテリアコーディネーターの方から、「イギリスは地震が少なく、石造りでの建物の建築が可能で、古い建物が地震被害に合うことが無いため多く残っている」というお話を聞きました。

ちょっと気になって調べたのですが、地震は地球のプレートの動きによって発生し、地球上を大きく分けて15程度のプレートが日々動いているそう。そのプレートとプレートのぶつかる部分に近いところは地震が多い地域ということみたいです。(^_^;)

詳しくはこちら プレート

上の図で見ると、イギリスはユーラシアプレートにどっかり乗っかっている感じですね。^⁠_⁠^

一方日本はユーラシア、北アメリカ、フィリピン、太平洋の4つのプレートのぶつかる辺りに位置してます。(⁠+⁠_⁠+⁠)

日本に地震が多いのもうなづけます。

ということでちょっと建物の耐震性のお話。

以前にも一度、お話を差し上げたことがあるのですが、3年ほど前から2×4工法の小屋組み構造を変更しまして、耐震性を上げました。

上のような小屋組を屋根梁方式とした場合、大きな断面の棟梁が必要になります。つまり、屋根の一番高い部分に重量の大きな梁を置くことになります。また、その梁を束で受けるためそこに集中荷重が生じるため、これに対する耐力補強が必要になり、コストへも影響してきます。

そこで下図のような、小屋組をトラスシステムで構成した場合、屋根梁を省略することができ、各トラスに屋根荷重を分散することになります。荷重が分散し、より安定性の高い構造が実現します。

高い位置の重量物がなくなりますので耐震性にも有利に働きます。集中荷重に対する補強も必要なくなりますので、コスト削減につながります。また、荷重を分散するので、積雪荷重が多くなる多雪地においてその効果をより一層発揮します。

しかもインターデコハウスの屋根は瓦の約10分の1の重さのガルバリウム鋼板を使用していますので、それも耐震性向上に一役買っています。

詳しくはこちら ティルコア

これからお住まいを検討される方々の参考になればと思います!

サイトウでした。

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